紹介されたあとに、検索でこぼれていませんか?

「知り合いに紹介してもらったんですけど、会社名で検索しても見つからなくて……」
こんなお声、聞いたことはありませんか?
せっかく信頼でつながった“紹介”という強力な集客経路。でもそのあと、検索で見つからなければ――残念ながら「こぼれて」しまう可能性があります。
今回は、紹介されたあとに検索で“こぼれてしまう”理由と、その対策についてお話しします。
「紹介+検索」は、今や当たり前の行動パターン
人から何かを紹介されたとき、私たちはまず何をするでしょうか?
多くの人が真っ先に「ググる(検索する)」ことを選びます。
- 会社名を検索する
- 商品名を入れて調べる
- 代表者の名前を入れてみる
ここで検索結果に出てこなかったり、情報が不十分だったりすると、せっかくの紹介のチャンスを逃してしまうのです。
なぜ「検索でこぼれる」のか?
主な原因は以下のようなものです。
- 検索キーワードと表示内容が一致していない
紹介された会社名やサービス名で検索しても、表示されるページにその言葉がなかったり、別の名称を使っていたりすると検索順位が上がりません。 - Webページがそもそもインデックスされていない
作ったばかりのページや、静的生成されたサイト(例:Simply Static使用中)では、Googleに認識されていない場合も。 - 表示されたとしても、信頼感が伝わらない
SNSだけしか出てこない、古いブログしかない、公式ページがスマホで見づらい……など、情報が不十分・不鮮明であると、結果的に離脱されてしまいます。
「こぼさない」ためにやっておきたい3つのこと
① 自社名・商品名で検索してみる
まずはご自身のビジネス名・サービス名・屋号を実際に検索してみましょう。
どんなページが出てきますか?ちゃんとトップに出ていますか?
出ていなければ、まずはそれを「出す」対策が必要です。
② 最低限の公式ページを整える
どんな形でも構いません。
名前・内容・強み・問い合わせ方法が明記された公式ページを整えましょう。
大事なのは「検索で出てくること」と「信頼感のある情報であること」です。
③ 検索表示を意識したキーワード設計
紹介される名前やサービス名は、ページタイトル・見出し・本文にもきちんと入れておくことで、検索されやすくなります。
また、Googleマイビジネス(Googleビジネスプロフィール)に登録しておくのも効果的です。
まとめ:紹介は「スタートライン」、検索は「通過点」
紹介された瞬間がゴールではなく、そこから
「検索されて → 見られて → 信頼されて → 行動される」までがひとつの流れ。
その中で「検索でこぼれる」状態は、非常にもったいないのです。
あなたのビジネスが、紹介のあとでもしっかりと見つけてもらえるよう、
まずは検索での見え方を見直してみませんか?


